SLVS-EC(Scalable Low Voltage Signaling with Embedded Clock)は、イメージセンサー向けの高速インターフェース規格です。エンベデッドクロック方式を採用しているため、データとクロック間のスキューを調整する必要がなく、高速・長距離伝送が求められるアプリケーションに最適です。

 SLVS-ECインターフェース受信IP “SLVS-EC RX IP“ は、SLVS-EC信号をFPGAの高速トランシーバーを経由して受信したバイトデータから、画像情報及び画像データのデコードして出力します。RAM、ROM、PLLの使用を最小限に抑える Verilog-HDL構文で設計されています。そのため、SLVS-EC RX IPは様々なFPGAデバイスに適用可能な上、レジスタやLUTの使用量も少ない特長があります。画像処理には多くのRAMやロジックが必要ですが、SLVS-EC RXのリソース使用量が少ないため、空きリソースをシステムの主機能に活用することが可能となります。

- SLVS-EC Specification:v2.0/3.0/3.1準拠
- Baud Grade:1、2、3、4、5 (最大 12.5Gbps)
- Pixel Data:8、10、12、14、16bit
- Number of Lanes:1、2、4、6、8
- CRC:対応 (On/Off切替可)
- ECC:オプション
- Multiple Stream:非対応

- AMD UltraScale+ (Zynq,Vertex,Kintex)
- Altera Agilex7(M/I/F Series)

その他のデバイスは、現在検証中    

8Lane/GCC 構成時 (高速トランシーバー含まず)

 AMD
 UltraScale+
Altera 
Agilex7
 Register22,45824,261
 LUT25,73619,728
 Block RAM1648

図1. SLVS-EC RX IP を用いた参考システム
信号名I/OBit幅説 明
I_RESET_NIN1IPリセット
I_CLRIN1Align Lockクリア
I_USER_CLKIN1LINKレイヤ クロック
I_CLK <0:7>IN8CDRクロック (Lane0-7)
I_DT0 <0:7> [79:0]IN640Lane データ (Lane0-7)
I_LANE_SEL [2:0]IN3レーン数設定
I_BIT_SEL [2:0]IN3RAW Pixelデータ形式設定
I_LINE_LENGTH [12:0]IN131Lineのpixel数設定
I_CRC_ONIN1パケットFooter(CRC)有効設定
I_ENCODE_MODEIN1エンコード設定 (10b8b or GCC)
I_MSB_LSB_CHGIN1入力データ反転設定 (MSB or LSB First)
O_STANDBY_DETOUT1Standby Detect通知
O_READY <0:7>OUT1Ready状態通知 (Lane0-7)
O_BUF_FULL <0:7>OUT1レーン間デスキュー
バッファオーバーフロー (Lane0-7)
O_DS_TIM_OV <0:7>OUT1レーン間デスキュー待ち時間満了
 (Lane0-7)
O_CODE_ERR <0:7>OUT18B10B Code Error検出
 (Lane0-7)
O_RD_ERR <0:7>OUT18B10B Running Disparity
 Error検出 (Lane0-7)
O_BK_PTY_ERR <0:7>OUT1GCC Block Parity Error検出
 (Lane0-7)
O_HD_INFO <47:0>OUT48パケットHeader情報
O_HDCRC_ERROUT1パケットHeader CRCエラーフラグ
O_EMB_LINEOUT1Embedded情報ラインフラグ
(パケットHeader )
O_FRAME_STARTOUT1フレームスタートフラグ
(パケットHeader )
O_FRAME_ENDOUT1フレームエンドフラグ
(パケットHeader )
O_LINE_VALIDOUT1LINE有効フラグ
(パケットHeader )
O_LINE_NUM <12:0>OUT13ライン番号(パケットHeader )
O_DATA_ID <3:0>OUT4データID(パケットHeader )
O_CRC_ERROUT1パケット CRCエラーフラグ
O_SOLOUT1ラインスタートフラグ
O_EOLOUT1ラインエンドフラグ
O_LINE_ENOUT1ライン有効フラグ
O_DT_ENOUT1データ有効フラグ
O_DT_<0:63> [15:0]OUT16Pixelデータ0~63

SLVS-EC RX IPを自社開発ボードやFPGAベンダー評価ボードに組み込み、CMOS イメージセンサーからのデータを処理してディスプレイに表示するシステム(製品評価)を構築しています。

 - 暗号化RTL (Verilog-HDL)※
 - シミュレーション環境 (QuestaSim or VCS)
 - ユーザーガイド

 ※暗号化は各 FPGA ベンダーのコンパイラによって実行されるため、FPGA ベンダー毎に個別に提供されます。

SLVS-EC RX IP販売及び、搭載したFPGA/ASIC、ボード開発も承ります。
お気軽にお問い合わせください。